切符の味わい。

 

 

昨日のブログの高尾山ネタに

どうしても書き足したいことが。

 

こちらは、なんとも味のある切符達。

昨日高尾山でお世話になった

リフトとケーブルカーの切符なのだ。

 

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上のピンクの硬券は山の上の高尾山駅窓口で

購入したケーブルカー用。

歩いて下山予定だったのだが、

急に雨が降ってきてしまい

慌ててケーブルカーに乗車したのだ。

 

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先頭車両からの眺めはなかなかの迫力。

勾配もかなりなものだが、

すれ違う場所の左右均等な線路のデザインが

気持ちいいのなんのって。

 

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登ってくる車両も山の緑に溶け込むカラーリング。

ほのぼのかわいい。

 

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冒頭の切符写真の

下のポチポチデザインの薄紙切符は

登山前にリフトに乗ろうと券売機で買ったもの。

確かに登山に来たのだけれど

リフトもスリル満点なのだ。

山並みの季節の変化とゾクゾク感を楽しみたくて

毎回乗ってしまうから、あたしの場合は

"登山"とは言えないかもな。

 

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で、切符の話に戻るけど

高尾山ではリフトもケーブルカーも今だに

どちらも改札鋏で切符を切ってくれるのだ。

昭和生まれには眩しいくらい懐かしい光景…。

 

鋏の感じもニッパーみたいに縦持ちのタイプ。

昔電車に乗る時に改札で駅員さんが

リズミカルに切ってくれるのが

好きだった。

あのリズムに合わせて

切符を差し出して受け取るタイミングが合うと

一日が気持ち良くて。

駅員さんと気持ちが通じた気がしてね。

しかも、切り口の鋏痕が駅によって違うのを

集めたりして。

 

高尾山もケーブルカーとリフトで

鋏痕デザインが違うところも味わい深い。

やっぱりいいんだなぁ、

改札でおじさんに切符を差し出して

切ってもらって戻ってくるっていう

コミュニケーションが。

 

おはよう、って挨拶されているみたいで。

いってらっしゃい、って

背中を押されているみたいで。

おかえり、って迎えられているみたいで。

高尾山では

「こんにちは、いらっしゃいませ」って

来て良かったって思うんだよ。

 

この切符の味わいは、

高尾山なら今でも堪能出来るから、

是非来て楽しんで欲しくてね。

 

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