この時期に大事なのはやっぱり…
江戸に"会食の禁止令"の高札がたち、
一昨日、成人式典中止のお達しが。
当日は着物を着て写真を撮るのみ
と、我が家の行事は最終決定に至る。
昭和10年、及び16年生まれの
祖父母には、超楽しみにしていた
唯一の年明けイベントらしけど
皆での会食を夜な夜な…(大袈裟だな)
ワクワクしていたらしいけど、
「写真が出来たら見せてくれればいい」
結局そう決定したようで
今日娘に電話をかけてきた。
で、電話をしている娘との会話に
あたしが聞き耳をたてていると…
「ありがとう、そう言ってくれるだけで嬉しい」
…
「そうだよね、元気ならね。楽しみを先延ばし」
…
「寒いからあったかくして、とにかく気をつけて」
娘の応答に、こっちまでだいぶ
あったかい気持ちになったのだ。
最早このご時世、
どうしたら罹らないかを
逆に教えて貰いたいくらいの感染者数だ。
免疫力激減の老人にとってみたら
命をかけてまで、会食する勇気は
なかったのだろう。
ババ曰く
「もしコロナにかかった時に
あんた達に原因があるんじゃないか、と
思いたくなかった」
とも言っていたらしい。
そんな時には
やっぱり言葉だ。
どれだけ相手を思える言葉を
サクッと発信出来るか。
とりわけ寒い今日みたいな日に、
娘とジジババの電話を聞きながら
"直接電話で会話をするあったかさ"
に、ホッコリしたのだ。
最近、LINEやメールで
済ませていたからさ。
電話や手紙の懐かしツールを
見直してみようと思ったのだ。