サビどろぼう。

 

 

TBSテレビ『マツコの知らない世界』で

以前ジュディ・オングさんが出演された

時があった。

 

"平成生まれが熱狂!昭和ポップスの世界"

2020.4.28回である。

 

以来、我が家の平成生まれ達も

ジュディ・オングさんや

昭和ポップスのイカした感じに

魅せられているらしく、

ちょいちょい家族LINEに

掘り出し曲を送ってくる。

 

やはり発端は「生」の迫力だと思う。

 

番組後半、ジュディ・オングさんが

突如出現し、歌われた時には

昭和生まれもグッときたが、

平成生まれにも凄さが伝わり

言葉にならなかったようなのだ。

 

良いものは、時がたとうが

色褪せないものなのだなぁ。

最近の我が家を傍観していて

そんなことをしみじみ思った。

 

平成生まれがふと口ずさむ。

と、昭和生まれが大抵サビを

うっかり横取りして気持ち良く歌い上げ

「サビどろぼう」呼ばわりされ

嫌がられることになる。

 

だけど、気分が良くなるから

やめられないのだ。

 

アルトパートを勝手にうっかり歌って

勝手にハモって気持ち良くなる、も

嫌がらせランキングではだいぶ上位らしい。

 

だけど、うっかり体が反応して、

楽しくてしょうがなくなるから

やめられない"嫌がらせ"なのだ。

 

先日は、中島みゆきさんの『化粧』が

「おすすめ見つけた!」でLINEに

貼られていた。

 

あ!これはなかなか手ごわい選曲。

難し過ぎて「サビどろぼう」など

出来やしないから安心して…。

って言うか、平成生まれの精神年齢が

気になるな。