読めて良かった!

 

小学生時代の夏休み中には、

毎日の絵日記や天気や

ドリルや作文を集約したお決まり一冊!

の宿題があった。

"夏の友"なんてネーミングでね。

で、いつも思ったな。

(こんな煩わしい友なら居ない方がいい!)

ってね。

 

友…か。

 

今日読み終えた本の作者は

友じゃないか、と思った。

いや、こういうのを

"ソウルメイト"とかって言うのかな、

なんて一人で夜更けにニヤついた。

 

間違いなく話が合うもん、筆者と。

出掛けて行って握手して、

「わかりすぎるくらいわかります、この本。

マジであたしの人生と一緒でビックリしました。

書いてくれてありがとうございます」って

ハグしたくなる本だった。

今、こんな時期だから出掛けられないのが

本気で残念で堪らない。

感謝して、

なんなら一緒に夜通し語りたいくらいだ。

気持ち悪いと思われようが

心からそうしたい、って思ったのがこの本。

 

『あやうく一生懸命生きるところだった』

ハ・ワン 著。岡崎暢子 訳。

ダイヤモンド社 刊。

 

本屋でタイトルを見て直感で「あっ!」

と思いつつ当時はスルーしてしまっていた。

 

今年1月末で退職し、その後もバタバタして

ゆっくり読書も出来ていなかった。

が、今。

家からなるべく出ないで、とはお安い御用だ。

気になっていた本を片っ端から買い

読書出来る時間がある。

 

退職したと言いつつも

家族が、とか

子供が、とか

残高が、なんてしがらみに揉まれて

まだもじもじ生きていた自分に反省した。

 

まだまだだ、あたし。

とことんやってないや。

 

ハ・ワンさん。

おかげであたしも境地が見えてきた。

 

いや、片足突っ込めてるかも

しれないな、と

今日は自分を肯定し

リセット出来たのだ。

あやうく中途半端に生きるところだった。

この本のおかげで軌道修正。

 

こういう人だ。

真の友になりたいのは。

 

 

 

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