究極のラジオ。

 

これだけ気持ちのいいラジオを聞いたのは

初めてな気がする。

 

1月17日の

神田松之丞さんの"問わず語りの松之丞"。

 

筋の通った本音満載。

誰も何も言えない

愛の詰まった本音が過ぎて、

こっちまで背筋が伸びたし

あったかくなった。

 

始まりは、

最近ナイーブな爆笑問題の太田さんを

元気付けよう

勇気付けよう…な話からだ。

 

しかし、思いもよらないところに

火の粉は飛んだのだ。

 

日本語を使わないで

お盆を使う

あきら100%さんを

歌丸師匠が"芸の否定"をされた件。

 

「ああいうのを見て

 芸だと思われたら困る」

 

誰も逆らえない立場にいらした

歌丸師匠のコメント。

その時、

太田さんだけがあきら100%をかばい

歌丸師匠にものを申した男気が

凄い、と松之丞さんは称賛したのだ。

 

松之丞さんも、あきら100%さんの芸を

「誰も傷つけず

   誰も立ってない境地に一人で立つ

   究極の芸だ」と評する。

 

芸について考えさせられた。

いや、それ以上に

人の器について見せつけられた。

 

地位、立場で

何を言っても許されるのか。

誰からも反論されないのか。

歌丸師匠に

騙された振りをする人が大半のなか、

太田光さんも

神田松之丞さんも

騙された振りをしないのだ。

 

凄いものは凄いし

ダメなものはダメ。

どんなに地位が高かろうが低かろうが

真を見極め、歯に絹着せず

真っ直ぐに言える男気。

 

芸への向き合い方は

人への向き合い方に

比例するのかもしれない。

 

筋の通った生き方が

どんなにカッコいいか

見せつけらたラジオだった。

人間って、こういうところで

分かるよな。

 

 

 

#神田松之丞

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