出勤最後のあの日。
帰宅すると、
年末に予約していた
新しいほぼ日手帳が届いていた。
まるであたしの一挙手一投足を
誰かに見られている気がした。
翌日から人生変わるって、
その日にくるとは。
恐るべしタイミング。
わくわくしながら開梱すると
緑色の段ボール箱が出てきて、
その蓋にこんな言葉が
書かれていたんだ。
あたしがことばが好きなこと、
嬉しくなることばを言いたいこと、
心に沁みることばを残したいこと、
なんで知ってるんだろう。
たまたま誰かが
このメッセージ付段ボールに
あたし宛の荷物を入れて
出荷作業をしてくれたのだ。
偶然の積み重なりと見せかけて
決まっていたような気がしてね。
まるで今後の指針にしなさいと
言わんばかりのアドバイス。
好きなものは好きでいいのだと
背中を押してくれたのだ。
たまたまな、誰かに
心から感謝しなきゃ、
なのだ。
誰かがあたしの一挙手一投足を
絶対見ていてくれるのは
明らかで…
1月9日に"Reborn"と書いた。
丁寧に、
ことばを使っていこうと
改めて心に決めてね。
偶然なんてことは
無いのかも。