2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

強烈な言霊。

それは全部『天気の子』のせいだ。 RADWINPSの "愛にできることはまだあるかい" がぐるぐる回ってるんだ。 "何もない僕たちに なぜ夢を見させたか 終わりある人生に なぜ希望を持たせたか なぜこの手をすり抜ける ものばかり与えたか それでもなおしがみつく…

ふと聞こえてきたことに。

会社の同僚が心配で。 以前ブログに書いた 膵臓癌ステージ4から頑張る 彼のことだ。 2度目の手術後、出勤。 だが、やっぱりかなり辛そうで 早退し翌日から また入院をしてしまった。 健康な身体でさえ 今日のような暑さはこたえるが、 術後のアイドリング中…

今朝開いたメールが。

出勤してまずやるのは コーヒーを入れること。 自分が飲みたいから、だけど 既に仕事を始めている同僚に ちょっとでも気分が良くなって 更に、 はかどったら嬉しいからね。 早めに出勤すると 電話も無く コーヒーの出来上がりを待ちながら 週末の出来事を 同…

ブラックホールって。

さっき観ていたNHKスペシャルの "ブラックホールの謎"。 最高に面白かった。 皿洗いなんか忘れて テレビに齧りついていた。 かつて、 宇宙の成り立ちを 人の一生と同じと説明してくれたのは 心の師。 今回、ブラックホールは 吸い込むだけではない 人を形成…

大丈夫になれる展覧会。

台風6号直撃の名古屋に向かった。 今朝の東京は薄日が差して いたのだが、 やっぱりニュースは 嘘じゃなかった。 名古屋駅新幹線ホームから 横殴りの暴風雨。 「ホームで傘をささないでください」 なアナウンスが流れるくらいに 八方から吹き付ける雨だ。 あ…

二度見した車内広告。

眠いのを我慢しながら 車内広告をぼんやりと 見るともなく見ていたんだ。 さっき。 だって、目に何かを映らせないと 寝ちゃうから。 と、そんな時だ。 (えっ?あれっ!?すごっ!!) バチっと、焦点が定まった車内広告。 ボヤけた目と頭が覚めた、車内広告。…

そういえば。

久々の青空の下を ちょっとだけ遠出してのランチ。 この前見たのは いつぶりだろう、な ほのかな夕焼けに染まる空の下で 買い物しながらの家路。 天気が良いと 身体が動くし 金も動く。 なるべくなら やっぱり晴れが 好きだけど、 天の気だからな。 突然の豪…

松之丞講談のはねた夜。

国立劇場の扉を出ると 季節が変わっていたのだ。 夜の永田町が まるでバンコクのように ムワッとしていた。 さっきまで怪談話を聞いて ゾクゾクしていたのだから 余計に蒸し暑い。 開演前と全然違う。 そう感じた。 やっと季節が講談に 追いついてきたのか。…

心の師と『天気の子』に教わったこと。

"神は慈悲深くないが 無慈悲ではない。" それ、本当にそうなのだ。 今まで、 「助けてください」と お賽銭箱にチャリーンからの 祈りを何度しただろう。 (よし、これでオッケーだな) なんてにやけたところで 叶った試しがない。 合格祈願、良縁祈願…と いろ…

わがままなんだよなぁ。

あたしは。 どこまでも。 天気にすら。 今日もまた雨か、なんて 不貞腐れている場合じゃない。 昨日の映画の復習をしたくて 今度はIMAXなバージョンアップをして 大きなスクリーンの前にいた。 何度観たって同じだよ。 所詮はアニメだよ、って 昔のあたしな…

観終わって、3人で顔を見合わせて。

「ヤバい」。 雨続きの日曜の朝。 せっかくの夢の国は 目と鼻の先にある。 だが、こう雨だと なんか気持ちが萎えるな、って ことになり、近くにある映画館で 『天気の子』を。 観終わって 高校生、大学生、中年3人。 顔を見合わせて、 口から出た言葉は 冒頭…

甘やかしてみた。

終業式。 頑張ったらしい子供たちと 自分、おつかれ!な気分。 久々に 夢の国に甘やかしに 行ってみた。 自分らをね。 膝が笑いまくるし、 アトラクションを 待っている辛抱すらないほど 齢を重ねたのか。 それとも、日頃の運動不足か。 帰るか帰らないかの…

潜って気づいた深海物語の第20話は最終回の巻。

よっしゃっ。 やったぜっ。 含み笑いを噛み締めて ガッツポーズが出るときって、 例えば… 今まで一度もA判定が出たことがない 第一志望に合格した時。 文無しになって、助手席にさす 相方すら居なくなってしまったのに 何故か億万長者で一位で人生ゲームに …

潜って気づいた深海物語の第19話。

「あなた、ご幸福ですか?」 大河ドラマ『いだてん』の 二階堂トクヨさんの名台詞。 昨夜17日、 深海物語を書き終わって 眠くて布団にぶっ倒れた時に その言葉が降りてきた。 「あなた、ご幸福ですか?」 に、包まれたのだ。 二階堂先生は「ご幸福ですか?」…

潜って気づいた深海物語の第18話。

同期の友人のママに 言われたことがある。 "産後1カ月は水を触ったら いけないよ"って。 おばあちゃんの知恵袋風だが、 要は掃除したり(雑巾がけで水を使う) 洗濯したり、 ましてや仕事なんか 絶対しないで、 しっかり静養しなさいよ、って。 今無理したら、…

潜って気づいた深海物語の第17話。

今日配られた シティリビングを開く。 "どこのオフィスにも生息する 困った社員図鑑" なんて記事を見つけた。 これ系の、働く女性のリアルな 本音ネタは毎回っていうほど掲載 されている。 サラリーマン川柳なんてものも 毎年ニュースで話題になるし。 生き…

潜って気づいた深海物語の第16話。

どういう訳だ。 粛々とやることに 脳内麻薬が出ないのは。 ワクワクして 次はどうしてやろうか こんな工夫はどうだろうか、って 中村仲蔵よろしく 夢中になれたら幸せなのに。 なんてことを考えながら たどたどしくPC作業をし 営業に依頼された手配をし 一日…

潜って気づいた深海物語の第15話。

深海とは、 今勤務している会社のことだ。 社内での日々 出会う人など 想定外過ぎて。 明らかならずな世界なので そう思うことにしたのだ。 これ以上いたらこっちの精神が おかしくなるから、と 辞める決心をしたことは 数限りない。 が、その都度のいろいろ…

潜って気づいた深海物語の第14話。

「そこの赤い車、止まりなさい!」 真昼間。 街中に警察車両からの デカイ声が響いた。 わかってるよ。 あたしに言ってるんだ。 だってさ、 信号待ちしていたら 突然陣痛がきたのだ。 反対3車線隔てた向こう側に 産婦人科の駐車場が見えた。 幸か不幸かあた…

潜って気づいた深海物語の第13話。

「男子は負けても帰れるでしょうが 私が負けて帰ったらやっぱり 女子はダメだって言われるから 頑張らなきゃいけないんだ」 この前の大河ドラマ『いだてん』。 人見絹枝さんの台詞に 何度も何度も頷き 何枚も何枚もちり紙で 涙を拭いて観たのだ。 そりゃあそ…

潜って気づいた深海物語の第12話。

"望むところだ。" 所詮周囲は 深海生物がうようよなんだよ。 計り知れないのは 当然のこと。 ヤツらといい感じに 和気あいあいでいける訳がない。 一挙手一投足を わかっちゃったらつまらない。 なんて、今ならそう思うことも 当時の自分には難問過ぎて。 思…

潜って気づいた深海物語の第11話。

そうなんだよね。 負けなんだよ。 感情を露わにしちゃったらさ。 感情ってば、心の葛藤。 己の迷いな訳でさ。 怒りでキーキーしていては、 自分自身がもうキーキーで いっぱいいっぱいです、って 開けっぴろげに教えちゃっている ことになるんだよなぁ。 だ…

潜って気づいた深海物語の第10話。

当時の自分に言ってやりたい。 感情は、出したら終わりだよ、って。 大坂なおみ選手。 コーチが変わり、今の状況に 首をひねっているのでは。 "怒りをやり過ごせ"で世界女王に なったのに… 今は、"感情を出しまくれ"の方針が あの結果だ。女王陥落じゃないか…

潜って気づいた深海物語の第9話。

地方周りで すっかり真っ黒になった あたしが 都内のデパート営業に異動して 色白な…いや、そうでもないか。 デパート営業の記憶は ほとんどない。 毎日のルーティーンで 一日が終わり そしてまた明日になって 同じような一日が始まる。 不思議な深海生物に…

潜って気づいた深海物語の第8話。

深海。 いや、そこまでじゃないけどね。 あたしには、この"会社"ってもんが 海の中に見えて見えて。 潜れば潜るで、体力的に キツかったりはする。 が、見たこともないような 生物に出会えて 愉快なこと、この上ない。 ええっ?! そんなこと言っちゃうんだ…

潜って気づいた深海物語の第7話。

夜遊びするには最高な まさに一等地にある 会社。 そんな訳で ちょくちょく飲み会のお誘いを 頂くが、宴会開始の時間には 戻れない。 車事情によるから。 因みに地方だと 気象状況も都内とは違う事も多々。 台風の影響で帰社出来ないから 泊まらせてくれ、と…

潜って気づいた深海物語の第6話。

そりゃあさ、イヌやサル、キジが いてくれたら、鬼退治は大成功 でしょうよ。 こちとら一匹。 右も左もわからない 大海におっぽり出された グズでノロマな亀に悪いくらいな 生き物だ。 鬼退治する、と気合いを入れたは いいが…どうするだ?だった。 一発逆転…

鬼だな。

旅がらすになって 半年くらい経ったかなぁ。 突然上司が異動になる。 って薄々気づいてたよ。 売上の少ないところに おっさん1人と 新人1人は、無理なことぐらい。 体半分は見張り役らしく 世話は焼きたいらしい。 で、1人になって、 車一台使いっぱなしとい…

まくる。

スカートじゃないよ。 まくるったって。 おじさんが 女装家だった訳でもないし。 あたしもおじさんも パンツ派だからさ。 あ、そっちは"めくる"だ。 "まくる。" 何をまくるか。 ナビなんかついてない 営業車。 目的地に向け 安全で とにかく早く到着すること…

まさかこの会社って。

当時はまだ、 企業に対する修飾語に "ブラック"という言葉は 無かった幸せな時代。 あたしは、 上司である おじさんと一緒に 車で広域関東圏を回ることに なった。 出来立てホヤホヤな名刺と カタログ、そして おじさんを横に乗せて サテライトショップを訪…