野口さんとドラゴンと。

 

日本時間の今朝16日の9時半、

野口聡一さんたちの

"クルードラゴン"が宇宙へ。

 

この船には

レジリエンス(resilience)という名前がある、と。

それは、立ち直る力、順応力という意味らしい。

 

ドラゴンという名前。

船の意味。

何から何まで今じゃん。

 

ドラゴンが飛び回るなんて

たまらないよ。

 

「挑戦を続けます」の野口さんの言葉を

あたしも、頂くことにした。

 

 

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さんきゅ。

 

"そうだ、九頭龍神社、行こう"

 

そう思ってバタバタ調べたのが

13日の朝食後のこと。

スマホによると

その日は九頭龍神社本宮の

月次祭だったのだ。

だけど、思いたった時間が遅過ぎた。

 

出航時間には間に合わないだろうし、

混んでるよな、きっと。

無理無理、やめよう。

 

そう自分に言い訳をして

思いつきに蓋をした。

 

だけど、

やっぱりなんか気になる、って気持ちが

あたしをノックし続けるのだ。

 

いや、いろいろやることがあって

今忙しいから…。

 

衝動を何度もなだめすかしたが、

行かなきゃダメだと声がした。

 

で、今朝。

15日は箱根神社と九頭龍神社新宮の

両社詣りが出来るらしいし、

本宮にももちろん詣でたい。

行くぞ、と決めて準備を開始。

すると、辰年の娘も

何かを嗅ぎつけたのか、ついてきた。

秋真っ盛りの箱根路を

とことん満喫できたのだ。

 

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行くべし、と

あたしを蹴飛ばしてくれて

ありがとね。

 

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あたしは、あたしに言ったんだ。

 

自分に言い訳するようじゃ

人生、そこで止まるな。

まだ止めている場合じゃない。

 

自分の直感、

さんきゅ。

 

 

久々開いて…

 

明日新月ってことは、

今の月はどれだけ細くなっているんだろ…

 

そう思って外に出たら

視力が悪いせいか

月の確認が出来ずじまい。

 

だけど、流石は秋だ。

あちこちから聴こえる虫の音は

風情があるなぁ…なんて

いい感じで出来上がって

風呂場で鼻歌。

の、時だった。

 

ふと絵本を思い出した。

 

田島征三さんの「とべバッタ」偕成社

なのだ。

"虫の音"繋がりでバッタか?

なんて思いながら、本棚を漁る。

 

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あーこれこれ、懐かしい。

サラリーマン時代、同じチームの

友人が退職する時にあげた絵本だった。

 

鬱で会社に来られなくなってしまい

とうとう辞める、って時

彼が少しでも元気になってくれたら…

新しい人生を楽しんでくれたら…と

たまたま手に取った本がこれだった。

本屋さんであたしを呼んでた絵本だから

記念に自分用にも買った1冊。

 

ページを開きながら

あいつは元気でいるかな、と

顔が浮かんだのは一瞬で

バッタの圧倒される生きざまに

思わずぐいぐいもっていかれた。

 

だけどあたしも、

他人を励ますなどと

ずいぶん押しつけがましく買ったもんだと

ちょっと反省した絵本だが、

今となってみたらこれは

自分のための本だったのだ。

あれから何年か後に

こんなに自分が励まされることになるとは。

 

もうダメかも…

 

からの展開に、じわじわくる。

そうだよ、そうだった、

忘れてた!これがあるじゃん。

 

…からの、明日は新月って

この展開は嬉し過ぎる。

 

 

#とべバッタ

#田島征三

#偕成社

 


とべバッタ (田島征三)

 

 

 

 

秋なもんで。

 

 

果物の秋。

…の、仲間に入れたい

チョコレートがあるのだ。

 

目隠しして食べたら

絶対、訳がわからなくなるやつ。

 

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あれ?今食べたの

マスカットだよね!?

 

って言うな、きっと。

 

チョコの体で果物を醸せる

技ありチョコレートがあるからもう、

気持ちいいなんてもんじゃない。

全てを大丈夫にしてくれる、

ミニマルさんのチョコレート。

 

とことん秋なもんで、

アイスもチョコだよな、やっぱり。

 

で、スーパーで買える至福がこれ。

 

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税抜き298円で

自動的に幸せがやってくる。

 

生きていて

良かったって

秒で思えるアイスに出会えた。

 

本当に、良かった。

 

 

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秋なもんで…

 

 

 

かっさかさ。

 

 

ここ数日で顕著に進行したのは

朝晩の冷え込みと

空気の乾燥具合だ。

 

起きる度に、喉の違和感。

手を洗う度にカサつく肌。

ぱっくりと指先が裂けて

皿洗いが辛くなるのも

いよいよ時間の問題だなと

先手必勝でコレを注文した。

 

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木村石鹸さんところの、

"手肌のお守りハンドミルク"。

あとは、

"ボディソープひのき風味"を

おかわり。

 

で、箱を開けたら、かわいい金平糖

それに、ラブレターまで入っていたのだ。

 

季節は思いっきりカサカサなのに

このボディソープとハンドミルクで

身体から心まで

潤える逸品。

 

こんなに飽きっぽいあたしが、

オーダーしなきゃと

虜になった理由は…

 

肌にたまたま合ったという幸運と、

良い意味でのひとたらしな社風に

まんまともってかれた。

 

ひのきの香りに癒されて

今日もいい日だ。

 

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#木村石鹸

#手肌のお守りハンドミルク

 

 

 

 

 

どうしても…

 

 

思い出せない。

とか、

考えても考えても

言葉や名前が

出てこない悩み多発。

 

老化現象なのは重々承知なのだが、

それにしてもこの感じ、

気持ちが悪い。

思い出せそうなのに出てこない。

思い出したいワードの

ボヤけた輪郭はなんとなくあるのに

なかなかそれの焦点が合わないのだ。

 

目の検査の時に

機械の穴からのぞいた先に見える、

真っ直ぐな一本道の向こうに

ぼんやりと気球が浮かんでは消え

浮かんでは消え、それを何度もやられる…

なレベルくらい気持ちが悪い。

バチっと焦点が合った時の爽快感は

最高なのだが。

 

そんなことを思い出しながら

肝心のキーワードが出てこない。

 

(なんだっけなぁ)

 

と、悶々としながらトイレに入る。

用をたしながら不意に

 

あっ!

 

と、思い出せることが

よくある。

因みに、風呂でも

 

あっ!

 

な、気づきがよくあるのだ。

あれってやはり、

"出せば入る"の理論なのか。

自分の体内の不要なものを出して

隙間を作ってあげると、

その空いたスペースに

必要なものがするりと降りてくる…という話。

あれは、本当だったのか。

あるいは、風呂やトイレには

何か秘密があるのか。

今日も謎は深まるばかり。

 

それにしてもだ。

物忘れがひどすぎて。

その都度、トイレに行くのもなぁ…

 

 

 

「罪の声」を観たのだが。

 

「罪の声」について…

 

ここで、ストーリー云々を

あまり深くは書けないけれど

何がいいって、

あの音と、あの場面。

 

星野源さん演じる曽根が、

カセットテープレコーダーの

スタートボタンを押してから…

ヒスノイズがたまらなかった。

 

テープが動き始めて

なんともくぐもった音がして

それが耳に飛び込んできた途端に

あたしの時空も

巻き戻った気がしたのだ。

当時の記憶なんて

大して無いにも関わらず、

あの時の街の喧騒や

色合いや匂いすらにまで

すっぽり包まれた気がした。

 

あの時代の歩幅で

自分も歩きながら

ノイズの合間の

音なき音から

何かに取り残された人の目や、

巻き添えをくった人の声が

心の底に響いてきたのだ。

 

ヒスノイズのなかにこそ

たくさんの記憶が

あるのだとわかった。

 

何が大事なのか

ふるいにかけてくれる映画だ。

「罪の声」。

深かったなぁ。

 

 

#罪の声

 

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